小説です!
夢原さん、光桜さんコメントありがとうございます!
お二人の小説も楽しみですよ!
それでは!
小説「旅」1
「はい。」
キャンダスの奥方に呼ばれロディは返事をした。
=====旅=====
見ると、キャンダスの奥方は椅子にこしかけていた。
「・・・何か?」
「世界が他にもたくさんあることは知っているでしょう、アリアンロード。」
いきなり言われて驚くも返事をした。
「は、はい。」
ロディの祖父が世界を渡り歩くマジドなのだ。知らないはずはない。
もっともロディが知っている世界といったらニックの住んでいる<地球>ぐらいしか知らなかった。<地球>という世界は<ブレスト>と似ているとニックから聞いた。
「行ってみたいですか?」
「え・・・?えっと・・」
「それでは、どこへ行きたいのですか?」
どうやらもう別の世界へ行くことに決まったらしい。
「それでは、<地球>へ行きたいです。」
自分でも気づかずにロディは答えていた。
そんな自分に自分でも驚いていた。
「分かりました。」
そんなわけで、ロディは今<地球>に来ている。
「別の世界へ行ってみるのも、修業の一つです。」
と、言われたのだ。だが、ここがどこだか見当がつかない。
分かるのはニックがいるという『イギリス』という国の『ロンドン』だということだけだ。
(ニックはどこにいるのかしら・・・。)
無意識のうちにニックのことを考えていて顔が赤くなった。
最近、ニックのことをよく考えている。
ニックは以前の仲間だ。そうやって今まで自分にいいきかせていた。
だが----------だが、それじゃあ自分のこの気持ちは何なのだろうか。
[好き]という言葉がロディの脳裏に浮かんだ。
今までロディは「恋愛」に縁が遠かった。だから全然分からない。
それじゃあ、自分は何のために<地球>へ来たのだろう?
いくら<地球>しか異世界を知らなかったとはいえども他にも行くところはあったはずだ。本当の理由は--------ただニックに会いたかっただけなのか?
ではなぜニックに会いたいのか?-------その理由はまた始めに戻ってしまう。
そんなことをぐずぐずと考えていた。
自分はニックのことが好きなのか-----?